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同じ質問でも、聞き方次第で AI の回答は大きく変わります。この記事では、生成 AI (ChatGPT や Gemini) にうまく聞くコツについてご案内します。


基本的なテクニック

AI から良い回答を引き出すために、押さえておきたい基本的なテクニックを紹介します。

明確かつ具体的な指示を出す

漠然とした質問ではなく、「何を」「どのように」など明確かつ具体的に AI に質問します。焦点の絞られた質問をすることで、より精度の高い回答を得られます。

悪い例 健康について教えて
良い例 40代の運動不足な会社員向けに、自宅でできる運動を3つ提案してください。
十分な情報を与える

AI に背景や状況を伝えると、AI はその情報に合わせた回答を生成しやすくなります。十分な情報があればより正確な回答が期待できます。

悪い例 節約のコツを教えて
良い例 一人暮らしの会社員で、月の収入が35万円です。食費と光熱費を中心に節約するコツを教えてください。
「やってほしくないこと」を伝える

AI に質問する際は、「やってほしいこと」だけでなく「やってほしくないこと」を加えることも効果的です。除外したい要素や条件を指定することで、期待に近い回答を得られやすくなります。

悪い例 旅行先のおすすめを教えて
良い例 国内旅行のおすすめを教えてください。ただし、東京・大阪・京都は除いてください。
複雑な質問は段階に分けて聞く

AI に複雑な質問をする場合、一度に複雑な質問を投げるのではなく、小さな質問に分解してから聞きます。段階的に質問することで、より詳細で正確な情報を得られます。

例えば、「転職したい」について知りたい場合、以下のように段階的に質問できます。

  1. 自分に向いている職種の見つけ方を教えてください。
  2. その職種に必要なスキルはなんですか?
  3. 未経験から転職するための手順を教えてください。

レベルアップのテクニック

基本を押さえたら、AI の回答精度をさらに上げるテクニックを紹介します。

繰り返し質問して回答を掘り下げる

一度の質問で最終的な回答を得ようとするのではなく、対話を重ねながら徐々に回答の精度を高めていきます。AI からの回答に対して、「具体的に教えて」「別の角度から説明して」とさらに掘り下げて質問すると、新たな視点やより詳細な情報引き出せます。

「5W1H」を活用して質問する

「5W1H」を意識して明確に情報を AI に伝えることで、AI は指示の意図を正確に汲み取り、より精度の高い回答を返してくれます。

When いつ
Where どこ
Who
What
Why なぜ
How どのように

次のような質問は「5W1H」を意識している例となります。

小学生の子供 (Who) に、夏休みの自由研究 (What) として植物の成長を観察する実験 (How) を提案したいです。1週間 (When) で完成できる、簡単なテーマを教えてください

具体的な例を提示する

AI に具体的な手本を見せることで、自分の理想に近い回答を引き出せます。特に、回答のフォーマットや文章のスタイルを指定したい場合におすすめです。

悪い例 分かりやすい商品の紹介文を書いてください。
良い例 以下の「お手本」を参考に、新商品〇〇〇の紹介文 (100文字程度) を作成してください。「お手本」〇〇〇
役割を与える

「あなたは〇〇〇です」と役割を与えることで、AI はその役割の視点や知識を倣って回答を生成してくれます。役割は職業だけでなく、目的に合わせて柔軟に役割を指定できます。

役割 質問
英語の先生 あなたは優しい英語の先生です。私の書いた英語のメールについて、より自然なネイティブ表現に添削してください。
映画評論家 あなたは辛口な映画評論家です。最近話題の〇〇〇について、批判的な視点から分析してください。

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